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    フォーカシングという心理療法で抑圧した感情の開放の方法を綴っています
    フォーカシングでの感情の開放過程 1
    フォーカシングを始めたきっかけは、ネットでのフォーカシングの体験談を読んだのがきっかけでした。神経症の原因を探って取り除きたいと思ったからです。

    カウンセリングは時間とお金がかかる割には効果がないと聞いていたし、私自身も保険が効く範囲のカウンセリングに限界を感じました。
    自分で出来るならという軽い気持ちで、さっそくアン・ワイザー・コーネル著/やさしいフォーカシングを購入しました。

    始めてから2ヶ月ほどで心の状態が良い方向へ変化し始めたのを感じました。そして1年と少しが過ぎた今、神経症の治癒以上に素晴らしい効果を感じています。症状の消滅だけではなく、生き辛い思い癖そのものが無くなっていきました。

    この記事でどういう経過を辿ったか書いていきます。


    フォーカシングを始めて印象深いのはフェルトセンスの殆どは体(内蔵)の左側にあることでした。
    これは私だけではなく、おそらく左側にネガティブな感情が溜まっている方が多いのではないかと思います。
    フォーカシングを始めて4ヶ月位は自分の今の心の状態が中心になって出て来ました。

    「人から理想の自分に見られないといけない」「今の自分はみっともない」「他人は敵」「お金を儲けると不幸になる」「他人に勝たなくちゃ」などなど
    一番強かったのが自分も他人も「信用してはいけない」と無意識に思い込んでいた事。
    それから自他共に「裁く」事。

    でも根っ子にあるのは「人から受け入れられたい、好かれたい」という気持ち。
    そして取り越し苦労と後悔ばかりです。
    表面に現れる心の状態と同じく否定的なフェルトセンスが多かったです。

    ただ良いアドバイスをくれるフェルトセンスもいます。
    「疲れてるのに無理しすぎてる」「神経過敏なだけだよ」などなど

    特定の場所に居るフェルトセンスに頻繁に話しかけていると、イメージの中で花束をくれたり話しかけるのを喜んでくれたりします。
    ……心って不思議です。
    意識してる部分より見えない部分が膨大だと言いますが、その「見えない部分」は「見える=手の届く所」にいて”私とのコミュニケーション”を望んでいるんです。

    当初、反抗的なフェルトセンスも居ることがありますが歩み寄ることで仲良くなれます。

    そうしている内に自分自身の心が良い方向に変化していきました。



    ●印象深かったフォーカシング
    (フェルトセンスには名前を付けてあげるのがしきたりだそうですw ナナちゃんとはフェルトセンスの事)

    丹田の上辺りに痛みがある
    ナナちゃんは「この痛みを観察して」と言った
    観察していると、それは割れて気体が出てきた
    その後、黒い塊が出てきて胸の辺り来た
    それを感じていると塊が小さくなって行く

    まだ私がイジメられた時の恨みは消えてはいない
    というより虐められた時の、あの時の感情、気持ちが再現された(光景じゃなく、どのような心境だったか)
    次々に苛められてる時の光景と当時の感情が生々しく出てきた
    苦しくて泣いて頭を抱えてしまった

    ナナちゃんは「こうやって気づいていくんだよ」と言った
    また「その感情を感じ切れ」と言った
    その気持は「絶望、八方塞がり、悲しみ、我慢」

    そしてまた黒い塊が、今度は胸の奥に入っていく
    消えた

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